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運送業で独立して儲かるための道筋と失敗しないための秘密

運送業の独立は儲かるのアイキャッチ

「運送業って、儲かるんだろうか?」そう思ったことはありませんか?

実は、運送業は起業のチャンスが豊富に潜んでいる分野なんです。

今回は運送業で独立開業して儲かるための方法や、さらには収益性の秘密について、具体的に解説していきます。

目次

運送業で独立して儲かるための道筋

運送業で独立するまでの具体的な流れを見てみましょう。「具体的に何をすればいいの?」そんな疑問に答えていきます。

まずは、自分がやりたい運送業の種類を決め、それに必要な資格や許可を取得します。

次に、事業に必要な資金を集め、運送に使う車両、従業員などを準備します。

最後に顧客先を開拓し、契約を結んでいきます。

運送業の種類と必要な資格

運送業には、

  • 一般貨物自動車運送事業
  • 特定貨物自動車運送事業
  • 貨物軽自動車運送事業

の3種類があります。

一般貨物自動車運送事業には「運送業許可」が必要です。

また、一般貨物自動車運送事業では下記の資格と人数も必要となります。

  • 運転免許→最低5人以上が必要
  • 運行管理者→1人以上必要(※運転者との兼任不可)
  • 整備管理者→1人以上必要

貨物軽自動車運送事業なら特別な資格は必要ない

貨物軽自動車運送事業では、普通自動車免許以外に必要な資格はありません。

事業を始めるためには、運輸支局に事業の届出を出す必要はあります。

「うーん、大変そうだね」と感じるかもしれませんが、事業を始めるための一歩なんです。

これらのハードルを乗り越えることで、自分の運送業が始まるんですよ。

参考:国土交通省【貨物軽自動車運送事業者ハンドブック

個人で開業するなら貨物軽自動車運送事業

個人で運送業を開業するときは、貨物軽自動車運送事業となります。

貨物軽自動車運送事業は、不特定多数の荷主から運送の依頼を受けて、三輪以上の軽自動車、または125cc以上の二輪自動車で運送業を行えます。

個人で運送業を始めたいのであれば、貨物軽自動車運送事業が開業しやすいです。

運送業を個人で独立して儲かるためのステップ

  1. 事業計画の作成する
  2. 軽貨物車両の準備する
  3. 各種登録や手続きを行う
  4. 保険に加入する
  5. 営業活動で顧客を獲得する

1.事業計画の作成する

事業計画では、事業の目的、運送する貨物の種類、運賃設定、運行ルート、必要な車両数、顧客獲得方法などを明確にしていきます。

独立前に計画を何も立てていないと、開業してから仕事を獲得できない、想定以上に費用がかかってしまうなども懸念されます。

2.軽貨物車両の準備する

事業のために貨物軽自動車の購入やリースを検討し、準備していきましょう。

軽貨物運送では、軽自動車やバイク(125cc以上)であれば、車両の問題はありません。

3.各種登録や手続きを行う

貨物軽自動車運送事業を行うために、必要な登録や手続きを行いましょう。

まず、貨物軽自動車運送事業者の届け出を行います。

対象の運輸支局に「軽貨物自動車運送事業経営届出書」を提出しましょう。

同時に「黒ナンバー」の申告も行っておきましょう。黒ナンバーの取得費用は、約1,500円ほどかかります。

また、個人事業主として開業手続きも必要です。

対象地域の税務署にて「個人事業主の開業・廃業等届出書」を開業から1ヶ月以内に提出しましょう。

4.保険に加入する

事業を開始する前に、車両や貨物、事故時の賠償責任をカバーするための保険に加入しましょう。

自賠責保険だけでなく、任意保険にも加入してください。

ただ保険料は、営業用の車両のため自家用車よりも高くなります。

5.営業活動で顧客を獲得する

営業を行い顧客を獲得し、運送サービスを開始しましょう。

運送会社の儲けの秘密

  • 運送の需要が高くなっている
  • ドライバーが不足している
  • 技術革新が追いついていない

運送業の儲けの秘密は、上記の理由があります。

運送の需要が高くなっている

近年コロナも経験し、世の中の流れ的に通販が日常生活において「当たり前」の時代となりました。

日用品だけでなく、普段の食事もデリバリーを頼むことが一般的となっています。

今後も通販の流れは加速していくと考えられ、ますます運送業界は活発化してくと予想できます。

ドライバーが不足している

運送業では、需要が高まっているにも関わらず、ドライバー不足が深刻化しています。

大手運送会社ではドライバーの確保は常に課題としてあり、また運送業として独立しても仕事が回ってきやすい状況と言えるでしょう。

技術革新が追いついていない

運送業は将来的には、ドローンや、車の自動運転による配達になると言われていますが、まだまだ実用までには時間が必要です。

ですので、人の手による配達が廃れることはなく、むしろ需要が加速しています。

運送会社の儲けの秘密は、「売上と経費などのキャッシュフローを把握している」「安定的に仕事を受注できている」点にあります。

つまり、無駄なく荷物を運び、燃料費や人件費を抑えることで、利益を出すわけです。

また、安定的に仕事が受注できていることも重要となっています。

運送業で成功するための要素。勝ち組の特徴

運送業で成功している勝ち組の特徴は、キャッシュフローを把握し、安定的に仕事を受注できている点にあります。

キャッシュフローを把握している

軽貨物の仕事は、約30日~60日のサイクルで報酬が支払われます。

しかし、ガソリン代などの経費は、報酬が支払われる前にも必要となります。

売上を把握し、どの程度の経費が必要となるのかを把握しておかないと「思ったよりも報酬が残らなかった」となる場合も。

軽貨物で成功している人ほど、売上と経費の割合を把握しています。

安定的に仕事を受注できている

個人で貨物軽自動車運送事業で独立する人が増えていますが、失敗する人も多いです。

誰でも簡単に独立できる反面、人脈や営業力がないため仕事先がなく困っている人もいます。

軽貨物で成功するには、まずは案件を獲得して売上を立てることが儲けの秘密となります。

独立してからの仕事の取り方

  • 大手運送会社と契約する
  • マッチングサービスを利用する
  • 自社ホームページやSNSで集客する
  • フランチャイズを利用する

運送業として独立してからの仕事の取り方は複数ありますが、上記の方法が一般的です。

大手運送会社と契約する

大手運送会社と下請けや委託の契約を結ぶことで、安定的に仕事を受注できます。

大手運送会社では、研修を設けいているところありますので、初心者の方でも安心して運送業をスタートできます。

しかし、信頼できる運送会社であるのかの判断も必要です。

有名な会社としては、ヤマト運輸や佐川急便などの運送会社、Amazonや楽天など通販企業などがあります。

しかし、大手運送会社と契約すると、働く日や時間を自分では選べなくなる会社が多いです。

マッチングサービスを利用する

マッチングサービスは、荷物を運んで欲しい『荷主』と、荷物を運びたい『ドライバー』をマッチングするサイト(アプリ)です。

運送会社との契約とは違い、働きたいときにだけ働けるメリットがあります。

しかし、働きたいときに必ずしも仕事があるわけではありません。

自社ホームページやSNSで集客する

自社のホームページを作成し、他の運送会社との違いや独自の強みをアピールすることで、仕事の受注につながるときがあります。

また、SNSなどで情報を発信すると、自社が認知されることにつながります。

フランチャイズを利用する

フランチャイズを契約すると、仕事を本部から回してもらえるため、仕事を探す手間がなくなります。

さらに、安定して仕事を受注できるため収入の安定にもつながります。

ただし、契約を結ぶフランチャイズはどこでも良いわけではありません。

中には悪質な会社もありますので、契約を結ぶ前にしっかりと会社を調べておきましょう。

いきない契約を考えるのではなく、まずは資料請求などから始めるようにすると安心です。

例えば、実績48年もある赤帽では、軽自動車運送の個人事業主を募集しています。

赤帽の資料のダウロードもあるので、フランチャイズの利用を考えているのなら、資料のダウロードから始めてみてください。

運送業の収益性。儲かるのか?

運送業の平均収入と経費

「でも、運送業って、実際に儲かるの?」そんな声が聞こえてきそうですね。

実際のところ、運送業の平均収入は、業種や規模、地域などにより大きく変わります。

しかし、それに見合った経費もかかります。

燃料費や人件費、車両のメンテナンス費用など、運送業はさまざまな経費が発生します。

この収入と経費のバランスが、運送業の収益性を左右します。

収益性を高める方法

「じゃあ、収益性を高めるにはどうすればいいの?」その答えをお伝えします。

まずは、効率的な運行管理が重要です。

無駄なく荷物を運び、燃料費を抑えることで、経費を削減します。

次に、顧客のニーズに応じたサービスを提供し、価格を上げることも有効です。

また、新たな顧客を開拓し、運送量を増やすことで、収益を上げることも可能です。

まとめ

運送業で独立開業するという選択は、大きなチャンスとリスクを秘めています。

自分の力で事業を成長させ、自由な働き方を手に入れることができます。

しかし、その一方で、経済状況の変動や経営の難しさ、収入の不安定さなど、さまざまな困難に立ち向かう必要があります。

しかし、それらの困難を乗り越え、成功への道筋を切り開くことができれば、運送業で独立開業することは、大いに価値のある選択となるでしょう。

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